住宅 ローン 借り換え 



住宅ローンの借り換えとは、現在借りている住宅ローンをより有利な低金利、長期固定金利の条件で借り入れし直すことです。
住宅ローン借り換えといえば、バブル期前後の高い金利で借りたローンの借り換えを思い浮かべる人が多いと思います。
たしかにバブル期前後の住宅ローンは金利が年5~6%もある場合もあったので、借り換えによるメリットがとてもわかり易いと思います。

借り換えには大きく分けて、「返済額軽減型」と「返済期間短縮型」の2つのタイプがあります。
返済額軽減型というのは、新しい住宅ローンに借り換えたときに、当初の住宅ローンの残存期間と同じ期間で組み直すプランです。
返済期間短縮型というは、新しい住宅ローンに借り換えたときに、当初の住宅ローンの残存期間よりも短い期間で組み直すプランです。

以前は、金利差1%以上あれば住宅ローン借り換えのメリットがあると言われていましたが、それは固定金利で借入れしている人がほとんどの時代だったからです。
現在はさまざまな金利タイプがあり、金利差が1%以上あるからといって必ずしも得をするかというとそうではないようです。

各金融機関のホームページに住宅ローン借り換えの各プランの詳しい説明が紹介されているので、いろいろ比較してみるといいと思います。
また、金額を入力して返済プランをシュミレーションしてくれるサービスがある金融機関のホームページもあるので、試してみるといいと思います。
それぞれの住宅ローンの金利タイプをよく理解して上手に利用すれば返済額をかなり減らせる場合もあるようです。

平成18年7月の日銀がゼロ金利政策を解除しました。ですから今後は金利が上昇して正常な金利水準へと戻ることが予想されます。
今までのように低金利で住宅ローンが組めなくなるかも知れないので、借り換えを考えている場合は金利が上がる前に行ったほうがいいでしょう。